【編集者の書棚から】特別編「2023年で印象に残った一冊」part1
今回ご紹介するのは、『イェール大学集中講義 思考の穴』『台所から北京が見える』『キリエのうた』の3冊です!
バイアスによって誰もが不合理になることを再認識できる2023年10月頃に書店で見かけ、ジャケ買いして積読していた1冊です。読者が表紙に惹かれる書籍は、編集者の視点から見れば、考えておきたいフックの1つです。
私たちが日々下している決断の数は、1時間につき約2,000とも、1日あたり約35,000とも言われています。訳者も巻末で「それだけの決断を1日も欠かさず下してき