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どうしてこうなった?この本の○○ができるまで

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「この本の企画ってどうやってできたの?」「本のタイトルってどう決めているの?」。担当編集者が普段見せない本づくりの制作の裏側、こだわりをnoteで語ります!
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#本

間に合え、夏!『夏色フォトグラフィー』カバー完成までの話

書籍……に限らず、本が出るまで頭を悩ませるのは、 ・企画を考える ・企画を通す そして ・カバーを考える ではないでしょうか?(←誰への問いかけ?) カバーは顔カバーというのは顔です。 書店で皆さんと「はじめまして」となるのがカバー。 一目会ったその日から、恋の花咲く――という一目惚れしてもらえるように。 オンライン書店ではサムネイルでわかりやすいというのも重要になります。 そんなわけで、 著者も編集者も、会社の偉い人も悩むのがカバーです。 今回は『夏色フォトグラフィー

『できるPower Automate Desktop』はなぜ48ページ通しで読まなければいけないのか

2021年7月20日に発売した『できるPower Automate Desktop ノーコードで実現するはじめてのRPA』(以下、『できるPower Automate Desktop』)は、発売から1か月経たずに初版を上回る部数(!)の重版が決まり、会社が想定していた売れ行きをいい意味で裏切った書籍です。 そんな本書ですが、第3章以降は、これまでのできるシリーズと違い、1つの内容を1つの章で解説するという、やや変わった構成になっています。 通常、本書のような解説書の場合、