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どうしてこうなった?この本の○○ができるまで

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「この本の企画ってどうやってできたの?」「本のタイトルってどう決めているの?」。担当編集者が普段見せない本づくりの制作の裏側、こだわりをnoteで語ります!
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#書籍

第2弾を作る難しさ『3色だけでセンスのいい色PART2』

いい色の日(11月16日)でなく、本日いい夫婦の日(11月22日)の日に書籍『3色だけでセンスのいい色PART2』が発売されました。 書籍『3色だけでセンスのいい色』とは、色彩の知識がない方でもマネするだけで配色がおしゃれになる、3色配色に特化した配色を紹介した書籍です。 発売後は、たくさんの方にご紹介いただき即日重版。現在累計17万部突破(2022年11月現在)。そして、本日待望の第2弾『3色だけでセンスのいい色PART2』が発売されました。今回は担当編集うえだがこの本

『はたらくiPad』の著者が語る、iPadを使ったこれからの「はたらき方」とは?

iPadを使ったこれからの「はたらき方」iPad Workerとして3年以上、iPadを使った新しい「はたらき方」について考えてきました。iPadを使っている期間だけで言えば、もう10年以上が経ちます。 「iPadを持っているけど活用できていない」 iPad活用について発信する中で、多くの人から耳にする言葉です。 iPadの便利な機能は知っているけれど、その機能をどうやって活かせばいいのか具体的なイメージができていなかったり、機能と機能の組み合わせ方を知らなかったりする

デザイン初心者でも「イマイチ・見にくい」とは言われたくないのです。

インプレス、ビジュアル&ライフ編集部の宇枝(うえだ)です。 突然ですが「デザインをしてほしい」と頼まれたら、どんな心境になりますか? わたしの場合は、作るのは大好きだけど、自分の作ったものに自信がなく…頼まれるとややドキドキします。しかし、販促物やSNSの投稿画像の制作など、「デザイナーでない人がデザインをするシーン」は年々増えています。 今回お話する、書籍『とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!』(以降『とりあえず本』)は、「私のデザインをどう

占星術の超初心者の編集者が一番わかりやすい西洋占星術の入門書をつくった話

PC・IT書がメインのインプレスでちょっとテイストが異なる本ばかり作っている編集の杉本です。PC書に精通した猛者が集う会議で「う~ん、ちょっと分からないなあ」と言われてしまう企画を熱意で押し切って楽しくお仕事をしています。 そんな私がこのたび担当したのが『占い芸人ますかた一真の自分で占えるようになる西洋占星術の超入門』です。12月9日に発売されたばかり! この本では初心者でも本格的に占いを始められる西洋占星術の基本を紹介しています。 著者のますかた一真さんは吉本興業所属の

間に合え、夏!『夏色フォトグラフィー』カバー完成までの話

書籍……に限らず、本が出るまで頭を悩ませるのは、 ・企画を考える ・企画を通す そして ・カバーを考える ではないでしょうか?(←誰への問いかけ?) カバーは顔カバーというのは顔です。 書店で皆さんと「はじめまして」となるのがカバー。 一目会ったその日から、恋の花咲く――という一目惚れしてもらえるように。 オンライン書店ではサムネイルでわかりやすいというのも重要になります。 そんなわけで、 著者も編集者も、会社の偉い人も悩むのがカバーです。 今回は『夏色フォトグラフィー