【働き方十人十色 #11】在宅勤務で叶った贅沢な時間!働くのは「憧れ」のつまった小屋裏!?
―――関口さんのお仕事と今どんな働き方をされているのか、簡単に教えてください。
年賀状ムックやカレンダーなどの季節商材、NISAや確定申告、相続などのお金系ムック「いちからわかる!」シリーズを制作しています。
今は1~2週間に1回の頻度で出社し、それ以外は在宅勤務です。在宅勤務が多いのは、5歳と3歳の子どもがいるからです。週3回ほどパートに出ている妻に代わり、5歳の子どもの幼稚園の送り迎えをしています。
以前は1ヶ月以上在宅ということも多かったのですが、今はチームを組んで仕事を進めているため出社が増えています。在宅勤務の日はガシガシ仕事を進め、出社日は2~3時間の打ち合わせ+雑談とスタイルは切り分けるようになってきました。仲間と一緒に仕事を進めるには、対面でのコミュニケーションも大切だし、メリハリもついて良いなと思っています。
―――では、現在の働き方になってよかったこと・大変だったことは?
下の子が生まれる少し前にコロナ禍となり在宅勤務がスタートしました。なので、夫婦で協力しながら子育てができたり、子どもの成長を毎日見られたりするのはよかったです。毎日のように家族そろって夕飯を食べられるのは世のビジネスパーソンからするとすごく贅沢だと思います。今、自分が幼稚園の送り迎えをできるのも、在宅勤務のおかげ。毎日出社だと、妻も「ちょっと働こうか」とは思えなかったと思います。
大変だったのは、逆に子どもがうるさいこと。今は幼稚園があるため子どもは日中いないので平和ですが、毎日家にいた頃は苦労しました。夏休みなど長期の休みは今でも少し大変。特に夏はうちの編集部にとって繁忙期のため、子どもたちは妻の実家に2週間くらい遊びに行って、お互いに気を使わないようにしています。
―――ご家族で工夫されながら働かられているんですね。そのほかにご自身が工夫していることはありますか?
やっぱり家族がいる分、働く場所はしっかり分けてオン・オフははっきりさせています。仕事をしているのは小屋裏部屋です。仕事をする時間以外にあまり行きませんし、リビングで仕事をすることもほぼありません。
仕事部屋として使っている小屋裏は、天井高が140cmしかないのですが、ちょっとした秘密基地感があって気に入っています。小さな窓からは隣家の屋根を越えて空が抜けて見えるのも自分なりのお気に入りポイントです。
ちょうど2020年初頭、コロナ禍直前に自宅を建てて最初は自分の趣味部屋にするつもりでした。でもすぐに在宅勤務が始まり、それ以降は仕事部屋になっています。少しずつ環境は整えていて、特にお気に入りなのは幅2メートル近くある大きな机。自分で天板と足を別々に買ってDIYしました。昔から大きな机で仕事をするのが憧れだったんです。
―――必要なものがギュッと凝縮されていて、作業がしやすそうな部屋ですね。仕事をする上で「これは欠かせない!」というものはありますか?
Amazon Echoです。これでほぼ毎日、音楽をかけながら仕事をしています。集中して考え込む作業の時は洋楽ヒットチャート、気分を上げたい単純作業の時は好きな邦楽ポップスというのがルーティンです。
―――最後に、今後チャレンジしてみたい働き方はありますか?
働き方とは違いますが、仕事部屋を少しずつカスタマイズしていきたいです。気がつけば、リビングよりも小屋裏で過ごしている時間のほうが長くなっていました。子育てでお金がかかるので一気にはできないですが、情報収集しながら少しずつ家具や雑貨を買い足していくのは楽しいです。
この前も部屋が暗いことに気がつき、IKEAのスマート照明を買い足しました。スイッチ1つでデスクライトと天井のライトが一気に点くようになり楽しいです。あとは本棚ももっと増やしたいです。今ある本棚の半分ほどは仕事の本で埋められています。本に囲まれる生活に憧れているのですが、どういう配置にしようかずっと思案しています。
今は子どもの送り迎えなど家にいる必要がありますが、それがなくなれば自宅以外の場所でお気に入りの仕事場所を見つけるのも憧れです。子どもの成長に合わせて、働き方を変えていくのも楽しそうです。