『推し活ライフ手帳』とは？

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可愛すぎず、シンプルすぎず。大人が使える手帳を自分自身が欲しかった

M：まずはこの『推し活ライフ手帳』はどうして企画しようと思ったんでしょう？

T：アイディア自体は発売するずっと前からありましたね。他社でも推し活に使う手帳が出始めてた頃で。でもそのときはアイディアレベルから特に発展はしませんでした。
やはり一番のきっかけはコロナ禍での推し活ブームですね。まずは市場の盛り上がり。「オタクすごいぞ！」という熱に押されて、今しかない！ と企画を出しました。
そしてもう1つのきっかけが、自分自身が推し活をするようになったことです。ここで企画に当事者としての視点が加わることになりました。

M：オトナ女子向けという企画にしたのは何か理由があったんでしょうか。

T：推し活グッズの主流ってかわいい系なんですよ。有名なキャラクターブランドからもたくさん推し活グッズが出てますよね。それ以外だと本当にシンプルなものとかが多くて、ちょっと「おしゃれさ」が足りないなと感じていました。
また自分が推し活の現場に行くと、おしゃれなオトナ女子たちが多くいることに気がついたんです。こういう人たちにはかわいい系よりおしゃれな推し活グッズがウケるに違いない！　と、オトナ女子向けの推し活手帳という企画を出しました。

M：私もいい大人なので、かわいい系の推し活グッズを使うのは抵抗があったんです。この手帳が出ると知ったとき、待ってました！ と大声で言いたいくらい嬉しかったですよ。

I：この手帳は色もデザインもおしゃれで使いやすいですね。

T：ありがとうございます。これは本当に「自分が欲しい」という手帳を形にしました。笑

みんな同じ手帳を使ってるのに、全然違う使い方してて面白い。

M：『推し活ライフ手帳』、みなさんはどうやって使ってますか？

I：自分の普段の予定と、推しのスケジュールや感想などを書いてますね。私はSNSに書くのが苦手…というか構えてしまうタイプで。誰かを傷つけないか、みんなハッピーになる内容か…そういうのに悩んで何も書けなくなってしまうんです。手帳なら自分しか見ないし、自分の中の気持ちを整理するのにちょうど良いので、そういうことを書いています。自分しか見ない前提なので、後から読み返すとちょっと気持ち悪いことを書いてることも…笑

一同：笑

M：私はプロ野球のオタクをしていて、マンスリーには毎試合の結果と一言感想を書いてます。
プロ野球ってほぼ毎日試合があるので1日1ページの手帳とかだと続かないんですよ。でもマンスリーに一言だけなら続けられるかな…ってやってみてます。現地観戦したときはマンスリーではなくイベントレポートの方に書いてますね。

T：知人でお笑い芸人の推し活をしている人もこの手帳を使ってくれているんですが、彼女は現場に足を運んで今日はどのネタをやったか、どうアドリブを入れたかなど、映像や記録に残らない情報を記入しているそうです。

M：すごい！ それこそ正しく「推しとの思い出を楽しくキロクする」ですね。

I：みんな同じ手帳を使ってるのに、全然違う使い方してて面白いですね。

T：SNSで購入者の方の投稿を見ていると、アイドルファンの方が多いようですが、他にも2.5次元ミュージカルファン、アニメファン、バンドのファン、スポーツ選手のファンの方などいろんな界隈のファンの方が楽しんでくれているようです。

T：あとは昨年テレビでこの手帳を紹介してもらった際に、コメンテーターの方が「育児手帳にも使えそう」と仰ってて、そういうアイディアもあるのか！ と私のほうが感心しちゃいました。確かに「推しのここが好き！」や「今月のベストシーン」などは子育ての中でもあるあるなのかな、と思いました。

M：確かに親御さんから見たらお子さんも「推し」ですよね。存在自体が尊くて、自分の心を豊かにしてくれる…それが「推し」ですから。

I：実際に使ってみて思ったのは、この手帳は複数の推し活を1冊でまとめられるのがすごく良いんです。実はこの手帳を買った当初はアイドル用の手帳にしようと思っていたんですけど、途中で推しが増えてしまって。でもこの手帳はシンプルでどんな使い方もできるので、問題なく1冊でまとめられました。

M：色々な使い方ができるこの手帳ですが、使う上での工夫してることはありますか？

I：私は推しがたくさんいるので、推しごとに色分けして予定を書いてます。あとは推しの予定は上段に、自分の予定は下段に書いてるのも工夫でしょうか。また普段自分の予定は黒で書いてるんですけど、舞台に行くとか試合を見に行くとか、推しに関わる自分の予定は黒ではなくその推しカラーで書いてます。

M：それすごく素敵なアイディア！ 真似します。
私は表紙にシールをたくさん貼ってるんですけど、実はこれビニールカバーと表紙の間に透明なブックカバーを挟んでて、そこに貼ってるんです。そうすると気に入ってたシールの場合来年も繰り返し使えるし、ブックカバーを引き抜けば素のシンプルな手帳にすぐ戻るので、オタバレしたくない時が来たときも安心の設計にしてます。そんな時が来るかはわからないですが 笑

空白さえも推しとの記録。手帳って自由に使って良い。

I：今まで順調にこの手帳に書き込んでいたんですけど、実は推しグループのメンバーが今後脱退する予定があるんです。脱退する日ももう決まってるんですが、それ以降のグループの予定がなかなか書けなくて…。ちょっとその時にならないと気持ちの整理がつかないな、と。今は真っ白の状態です。

M：推し活の宿命ですね。推しは永遠ではないので、いつか必ず来ると覚悟はしてますけど、実際にその時が来るとつらいですよね。

T：そういうときは空白でも良いと思います。「何も書けなかった」という空白さえも推しと自分の記録ですから。

M：空白さえも推しとの記録…！ 心強い言葉…！
私は手帳に空白が多いとどうしても「使いこなせてない」と感じちゃうんですが…。そうか、この手帳は推しとの思い出を記録するものだから、それも良いんですよね。

I：今まで手帳を自分一人で書いていて、こうして見せ合うことなんてなかったから、何が正解なのかわからなかったんです。でも今日みなさんの話を聞いて、自由に使って良いんだなって思えました。

M：推し方は人それぞれですから、推し活ライフ手帳もそれぞれで良いんですよね。私も背中を押してもらえた気持ちです。

2024年版の「推し活ライフ手帳」、ここが変わります！

M：ここからは2024年版の「推し活ライフ手帳」についてお話を伺います。まずどういった変更点があるでしょうか？

T：わかりやすい変更点だと、2024年版はマンスリーページの休日・祝日に色がつきました。

I：見やすくなりましたね！ 推し活のイベントは週末にあることが多いので、見やすくなって助かります。

T：またユーザーからリクエストの多かった「推しプロフィール欄」と「イベントレポート」はPDFでダウンロードできるようにもします。

M：これすごく嬉しいです。私は推し選手がたくさんいるんですが、手帳の推しプロフィール欄は3ページじゃないですか。私ここにどの3人を書くか選ぶことができなくて…笑　結局最推し1人だけ書いて他の2ページは空白なんですよ。

I：私も3人誰を書くかめちゃくちゃ迷いました！

T：そういう声を多くいただいたのでダウンロードできるようにしました。これで無限に書けますよ！

M，I：嬉しい～！

T：巻末のバースデーカードのページもリニューアルしました。全面自由記入欄だと書くことに迷う人も多いと思うので、質問項目を設けました。どんな誕生日のお祝いをしたい？ どんなケーキをあげたい？ など、楽しく考えられる質問になってます。

I：私は0から1を生み出すのが苦手なタイプなので、こうやって書き込み式になっているのは助かります。

T：また新しい機能ページとして「推し年表」というのが追加されます。ここには4人分の年表を書けるようになっているんですが…例えば推しのデビュー前までの道のりを書いたり、「この人とこの人は同じグループでデビューする前にここで出会ってる」といったことが書けたりするようになってます。

M：わ～！ 関係性オタクが大好きなやつですね！

T：自分自身の年表を書いたりもできますよね。例えばMさんみたいに長く同じスポーツチームを応援している人は、いつから応援してて、この頃はこの選手が好きで、いつ今の推し選手が加入して…といった書き方も面白いと思います。

M：推しと自分の年表が交わった瞬間を記録するんですね……良い…。

T：基本は2023年版と変わらず、使いやすさが向上しました。もちろん今年大好評だった推し色カラーカバーは2024年版もダウンロードできます。みなさんぜひ自分だけの推し活ライフ手帳を作ってみてくださいね。

M：来年も推し活が楽しくなる手帳ですね。使うのが待ち遠しいです！
今日はみなさんの使い方や工夫を知れて大変面白かったです。2023年版が気になっていたけど結局買わなかった…という方も、ぜひ2024年版を買って自由に推し活を記録してみてくださいね。推し活ライフ手帳は全国の書店、大手生活雑貨店、オンライン書店で購入できます。ぜひチェックしてみてください！

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