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【働き方十人十色 #01】刷り上がりを確認しに月1出社。それ以外は在宅勤務

コロナ禍を機に、インプレスでは「新しい働き方」が導入されました。
国内外どこにいても仕事ができる。
オフィスにも決まった席はなく好きな場所で仕事ができる。
そういった働き方が導入されたことで、スタッフそれぞれが自分にとってベターな働き方を見つけるようになりました。
毎日出社して決まった場所で仕事をするのが好きな人、月数回出社してたまたま会った人と立ち話するのがリフレッシュになってる人、コワーキングスペースなど活用して日々違う場所で仕事をするのが好きな人……
本企画ではインプレスでの多彩な働き方をお伝えしていきます。

今回働き方を教えてくれるのは… 高橋さん(編集職)

―――はじめに、高橋さんのお仕事について簡単に教えてください。

紙の書籍の編集をしており、私が所属する編集部はOffice関連の書籍を手掛けることが多いです。書籍編集の仕事はまず企画を考えるところからスタートし、社内の稟議に企画が通ったら著者さんやデザイナーさんをはじめ、社内外の関係者とやり取りを行いながら書籍の制作を進めます。一人でやる作業や自分の裁量で決めることが多いところが、書籍編集の大変なところであり、面白いところだと思います。

―――現在どのような働き方をしていますか? 出社頻度やその働き方にしている理由を教えてください。

見本誌がオフィスに届くので、刷り上がりを確認するために月に1回ぐらいの頻度で出社します。
その日以外は在宅勤務です。準備や通勤の時間がないことがほんとに楽で、在宅勤務がメインになっています。

――― 現在の働き方になってよかったこと・大変だったことはありますか?

自分の好きなように作業環境を整えられるのがよかったです。

ガジェットにものすごくコダワリがあるわけではないが、モニターは2台以上あると便利

オフィスで仕事をしていると、モニターを2台設置して作業したいと思ってもデスクのスペースの都合で難しい場合もありますし、自分以外の人が周りにいるぶんタイピング音が大きいキーボードは使いにくいかなと。

「オフィスは仕事がしにくい」というわけではないですが、自宅であれば自己責任(笑)で好きなように作業しやすい理想の環境が作れるので、結果的に仕事の効率も上がったように思います。

大変だったことは、ありません。ほんとです。

――― それはよかったです。働く上でどういったことを工夫していますか?

「工夫」というほどのことではないですが、以下のようなスケジュール表を作り、工程ごとにタスクを分けてスケジュールを管理するようにしています。

数冊並行して制作を進めるのでスケジュール表があると作業の優先順位も付けやすい

ゲラや原稿確認の日程を決めず「大体この期間まで」といった具合で作業を進めると、入稿日間近にやることがドカッと増えて、結果的に大変な思いをすることも……。スケジュール表があれば仮に予定が押してしまっても、どのくらいであれば日数を調整できるのか目処が立てやすくなり、心の余裕にもつながっています。

―――心の余裕! どこで働いていても重要なことですね。
次は働く際のお気に入りの場所やモノなど教えてください。

強いて言えば卓上カレンダーとマウスです。

使っている卓上カレンダーとマウス

卓上カレンダーは前後の月が見比べやすく「原稿のアップ日から4営業日後」といった日程を見るときも日数を数えやすいのがいいです。スケジュール表を作成するときに役立ちますし、「今から○週間後ぐらいであれば……」みたいな会話になったときもパッと見れらるので、私はGoogleカレンダーではなく卓上カレンダー派です。

ゲラへの朱入れをPDF編集ツールの「Acrobat」で行うので、マウスも必須です(トラックパッドで操作するとなると腱鞘炎は免れません……)。

以前は当編集部の棚に取り残されていたマウスを借用していたのですが、今はロジクールのものを使っています。あまりガジェットには詳しくないですが、重量があるぶんドッシリと安定感があり、扱いやすいところがいいです。

―――最後に、今後チャレンジしてみたい働き方があれば教えてください。

現時点ではチャレンジしてみたい働き方は思い浮かばないのですが、一人ひとりの裁量でオフィスと在宅どちらでも働ける環境があるのは、いちスタッフとして本当にありがたいです。今後もこの働き方を続けていきたいです。

―――高橋さん、ありがとうございました!