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みんなに新しいWeb技術に触れて欲しい! 『Web3.0の教科書』

いま世界中で注目されている「Web3.0」。
関連するさまざまな情報が飛び交っている中で、その実態を把握しにくいと感じている人は数多くいると思います。
今回は、弊社刊『Web3.0の教科書』の著者であるのぶめいさん(@nobu_mei)に、本書に込めた思いや工夫について、note記事を執筆していただきました。

メルマガから生まれた渾身の1冊!

こんにちは。のぶめいです。
拙書『Web3.0の教科書』に興味を持っていただきありがとうございます!

本書は、普段からWeb3.0関連の情報を発信している著者メールマガジン「毎日Crypto News ~仮想通貨, ブロックチェーン, NFT, DeFi~」で書いた記事をまとめたものとなっています。
「Web3.0」あるいは「Web3」と呼ばれる領域は非常に広く、トレンドも目まぐるしく変わり続けるため、すべてを把握することは正直なところ不可能だと思っています。
そのような状況の中にありつつも、私が日々の業務の中などで実際に観測して理解し得た事象で、みんなが知っておくべき重要な情報を体系的に整理しました。
内容は全10章・304ページの書籍となりましたが、Web3.0をこれから学ぶ入門者から、すでにWeb3.0に係わる仕事をしている人まで、幅広い人々に有益な書籍となっています。

▼本書の目次
序 章 Web3.0とは何か
第1章 ブロックチェーンとそれを取り巻く世界情勢
第2章 Web3.0業界の構造と基礎知識
第3章 ブロックチェーンの相互運用性とマルチチェーン開発競争
第4章 BaaS市場
第5章 DeFi市場
第6章 Stablecoin市場
第7章 NFT市場
第8章 dApps市場
第9章 Web3.0が目指す組織DAO
第10章 Web2.0とWeb3.0のギャップ(課題や規制)

こんなことに留意して執筆しました

前述のとおり、本書は元原稿となるメールマガジンのテキストがあったので、執筆自体は2022年6月には完了していました。
とはいうものの、そのままでは乱暴な説明や私自身の偏重などが残っていたため、インプレス編集部の方や編集プロダクションの担当者さんと話し合い続けて、原稿をかなり修正しました。

執筆するにあたっては、特に次の3つのことについてとても気を遣いました。

1. 関連する技術・サービスを幅広く紹介する!

「Web3.0」と呼ばれる範囲は非常に広範で、Webニュースなどから部分的に情報を受け取るだけでは、たくさんある技術・サービスが実際にどのように繋がっていたり、影響し合ったりしているのかが理解できません。
それらを理解する時間をなるべく短縮できるよう、本書ではWeb3.0全体をいくつかの領域に分け、個別に整理して説明することで、Web3.0業界全体を把握しやすくしています。

最後まで読めば、それぞれの領域の概略や課題などを把握でき、実際にWeb3.0関連の事業で働いている人とも会話できる程度に、整理された知識を得ることができます

2. 偏りのない標準的な知識として受け入れられるように!

Web3.0関連のインターネット検索で入手できる情報には、正しく貴重なものがある一方で、誤った内容や偏ったポジショントークのようなものも非常に多く含まれています。
また、自費出版されているKindle本も多数ありますが、各執筆者独自の見解で解説されていて面白いものの、少々クセがあるものが多いようです。
こうした状況においては、まず【標準となる情報=スタンダード】が求められるであろう、と感じました。

もとのメールマガジンから本書用の原稿を作成する際、私自身のバイアスや偏見が入らないよう、慎重に記述するよう強く心掛けましたが、念には念を入れて…Web3.0界隈で著名な10数名のレビュアーによるチェック、校閲会社によるチェックをお願いすることで、1人でも多くの人の目を通して、原稿内に偏重が発生していないかを確認してもらっています

さらに、本文内では「統計の数字」や「具体的な事例」を意識的に数多く使って解説することで、特定の人物や企業の発信に傾聴することなく、フラットな視点で理解できる内容とするように心掛けました。

3. ITに詳しくない人にもわかりやすく!

本書を書こう!と思ったきっかけは、前職でITにあまり明るくない上司からの「Web3.0を説明している分かりやすい本はないかな?」という問い掛けでした。
実際、当時はそのような本が全くなかったので、私自身の言葉でガッツリ分かりやすく砕いて、その上司に懇切丁寧に説明していきました。
そのやりとりの延長として、前述のメールマガジンを書き始めることになったのです。
そして、メールマガジンが一通りのコンテンツとしてまとまったことに目を留めた私の友人から、「これ、ITが苦手なおじさん達にも分かりやすくてイイよ! 本にしてみたら?!」と勧められ、インプレスから書籍として出版することになりました。
こうした経緯の中で浮かんできた「ITに詳しくない人にもわかりやすく!」という思いを初志とし、本書を書き上げるまで貫徹しました。

皆さんのまわりにWeb3.0について知りたい方がいましたら、老若男女を問わずオススメしてもらえると嬉しいです!

購入者の特典としてNFTが無料でもらえます!

本書の中ではあまり触れられていませんが、実は、本書の購入特典としてNFTが無料でもらえます!
また、そのNFTを持っていることで、発刊後も継続して更新されていく本書の最新テキストを読むことができるようになっています。
「書籍」は、こまめな更新が難しい媒体です。
しかし、Web3.0は日々トレンドが変化していきますので、これに対応するために、本書では、内容の更新を、発刊後も続けることにしました!

NFTを入手するページへは、書籍内にある二次元バーコードを読み込んでインプレスの本書商品ページの[特典]から進むことができます。

▼本書の商品ページ

具体的なNFTの入手手順や、本書テキスト更新サイトへ進むための認証方法などは、上記サイトを進んでいくと書いてありますので、そちらを確認してみてください。

担当編集者からの小耳情報
1月13日(金)23:59まで、本書第2章の無料公開を実施しています!
本書で一番Web3.0を語っている章ですので、全体の雰囲気を感じてもらえると思います。
本書を買おうか迷っている方は、ぜひこの機会に第2章を読んでいただきたいです!

▼本書第2章 先行無料公開キャンペーン特設ページはコチラ
 
(2023年1月13日(金)23時59分まで)