インプレス出版事業部
『いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本 第2版』新人編集者がこだわった3つの「読者目線」
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『いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本 第2版』新人編集者がこだわった3つの「読者目線」

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『いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本第2版 人気講師が教える「好き」と「欲しい」を結ぶSNS運用法』の編集を担当した水野です。

2022年2月24日に発売された本書は、2018年8月刊行の『いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本 人気講師が教える「魅せるマーケ」勝利の法則』(以下、前書)の改訂版となります。

前書の分かりやすさはそのままに、最新事情にあわせて大幅に内容を見直しました。

本書を担当したわたしは、半年ほど前の2021年8月にインプレスに転職してきました。社内SEとして、Webサイトを制作中に読んだWebデザインの書籍がとても面白く、「わたしもこのような書籍を作りたい!」と思ったのがきっかけです。

なので、書籍の編集に関する知識はなく、Instagramも遊んだときにストーリーズを投稿したり、新作コスメやアフタヌーンティーについての情報収集に使ったりする程度で、マーケティングとは無縁な生活を送ってきました。そんな、いちばん読者に近い立場だからこそこだわった「3つの読者目線」のお話を書こうと思います。

読者目線①「Instagramマーケティングって何をするの?」

わたしが意識した1つ目の読者目線は、そもそも「Instagramマーケティングって何をするの?」というもっとも基本的な疑問に、しっかりと答えられる書籍にすることです。

みなさんは「Instagramマーケティング」と聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか? わたしは漠然と「アカウントのフォロワーを増やして、自社商品の写真を投稿して購入してもらうもの」だと思っていました。

しかし、実際はそんな単純なものではなかったのです!

ブランドや商品を知ってもらうための「認知拡大」や、ブランドを好きになってくれる人を増やす「ブランドイメージの向上」、ショッピング機能を用いた「ECサイトの売上増加」というように、目的は細分化されており、目的によって目標にする数値も、行うべき施策も変わる奥が深いものでした。

本書は「いちばんやさしい」とタイトルにあるように、これから新しいことを始める人向けの書籍になります。「上司にInstagramアカウントを作ってと言われたから」「ほかの企業がInstagramを活用しているから」といったきっかけで、とりあえずInstagramマーケティングをやってみようという人でも迷わないように、順序立てて解説していく必要があります。

わたしも読者の立場と同じく、Instagramマーケティングに関して知識がない状態でのスタートだったので、著者とのやりとりでは右も左も分からないなりに疑問をぶつけました。一般ユーザーから見るInstagramと、Instagramマーケティングの専門家から見るInstagramは異なる部分も多く、どのように書籍に盛り込むか悩む箇所も多くありました。

最終的に、ちゃんと結果につながるような目的の決め方やアカウントの方向性を、前書よりも詳しく解説した書籍になったと感じています。

本書のレッスン20では、アカウントの運用目的ごとに、目標にする数値や施策を解説しています。

読者目線②「前書と内容はどう変える?」

2つ目の読者目線は、本書が前書と比較として、どのような点でアップデートされた内容になっていれば、読者のみなさんに満足してもらえるのだろうか、という点です。

改訂版を作るにあたって最初の課題が、「前書のどの部分を新しい内容に変えるか?」でした。Instagramはどんどん新機能がリリースされるので、各レッスンの内容も前書からアップデートしなければいけません。機能面だけでなく、ユーザーのInstagramの使い方も変化しているので、前書からリライトする部分を探したり、新たに追加する内容を確認したりするのは、非常に重要な作業でした。

「“インスタ映え”を目指すような考え方は古いからリライトしてもらおう!」「“リール”や“キーワード検索”といった機能は3年前にはなかったから追加しよう!」のようにInstagramを利用する一般ユーザーの視点で読むと、意外と修正箇所は多く、前書は読みすぎてボロボロになってしまいました。笑

修正箇所をかわいいうさぎの付箋に書いて、テンションをあげていました!

前書を繰り返し読み、Instagramを使用するときも、どのような投稿にいいねやコメントが多く付いているのだろう……と視点を変えて、内容の検討を行いました。さらに、著者さんからも、ユーザーから多くの反応を得られた施策の事例など、さまざまなアイデアをいただいた結果、最新の事情にあわせた内容にバージョンアップできました。

読者目線③「目をひくカバーのデザインとは?」

3つ目の読者目線は、書籍のカバー(表紙)のデザインに関することです。本書の読者対象は、企業や店舗において公式SNSアカウントの運用を担当している方々ですが、年齢層としては20~30代の方が多く、わたしもその中に含まれます。どんなカバーデザインであれば、より多くの読者のみなさんの目をひけるのだろうかと考えました。

わたしは買い物をする際、パッケージのデザインを見て、購入するか決めることが多いです。「デザインがかわいいから」「色使いが好きだから」のように、見た目をきっかけに商品を購入することも少なくありません。書籍も同じように、どんなに内容が良くてもカバーデザインが目に入らなければ気づいてもらえないな、と思いました。

「いちばんやさしい」シリーズでは、シリーズとしての統一感を出すために、タイトルやイラストの位置、タイトルの地色などがデザインのフォーマットとして決まっています。その一方で、イラストの地色は書籍のテーマにあわせて決定しているため、その配色に特にこだわりました。

Instagramらしさがありつつ、タイトルの地色とも相性がいい色。かつ、著者さんのイラストもきれいに見えてほしい……など、気にするところはたくさんありました。

最終的に青から紫へ変わるグラデーションで決定したのですが、著者さんのイラストがより映えるよう、グラデーションの濃淡を最後の最後までデザイナーさんに調整いただきました。その結果、Instagramらしさがあり、イラストがやわらかい印象になりつつ、イラスト部分とタイトル部分の地色のコントラストがパッと目をひくカバーになりました。

前書と並べたときに共通感はありつつも、グレードアップしている印象があるところがお気に入りポイントです!
ほかにはこんなカバーの候補もありました。

最後に、この書籍を担当して、Instagramが人々の購買行動に大きく影響を与えることが分かりました。

わたしと同じように、「Instagramマーケティングってなに?」から始めた人が、この本を通じて「Instagramマーケティングって楽しい!」と思ってもらえたら嬉しいです。

◇インプレスの書籍情報ページ

◇Amazonの書籍情報ページ

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