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『Photoshopよくばり入門』作例写真収集の道のり

『Photoshop よくばり入門』担当編集の浦上です。
10月21日に発売されたばかりの本書は画像編集のソフトウェア「Adobe Photoshop」の初心者向け解説書です。自分で撮った写真をより魅力的にしたい、SNSで「いいね」がもらえる映える写真を作りたい、そんな方に向けた画像編集を学ぶための本です。シリーズ第2弾となる今回の本もこだわりのつまった「よくばり」な一冊に仕上がりました。
そのこだわりの1つが、魅力的な写真を使って構成されたレッスンです。Photoshopの解説書だからこそ、作例の写真にはとことんこだわりたい。そんな思いで、著者のsenatsuさんと編集者が時間をかけて、中で扱う写真を収集しました。ここではそんな写真にまつわるエピソードをご紹介します。

「できるよくばり入門シリーズ」とは?

初めてだけど、いっぱいやりたい!
いいものをつくりたい!そんな気持ちにこたえるため、取り組みやすさと満足度を両立したのが「できるよくばり入門」シリーズです。新しいことにチャレンジしたい人や、学び直したい人にぴったりの解説書です。

超美麗!プロの写真

新しいことを学ぶとき、さぁやるぞ!というモチベーションを保つのは意外と大変です。そんなモチベーションの維持やアップにつながるように、本書は著者や編集者の伝手ツテで、プロのフォトグラファーからご提供いただいた魅力的な写真をたくさん使っています。

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写真の魅力が十分に伝わるようにと解像度もなるべく高いものを用意しています。そのため、練習用ファイルをダウンロードするのに少々時間がかかりますが、本書を楽しんでいただくために少しの時間お付き合いいただけたらと思います。

最適な写真が見つからない、そんなときは

第10章のレッスンで、サメやエイといった海洋生物の写真を使いたいとなったときに、なかなか写真が見つからず困りました。このレッスンは絶対入れたい!こうなったら撮り下ろすのが早いということで、急遽、大阪の海遊館さんに許可を得て、senatsuさんが自ら撮影に向かいました。撮影した写真を使った作例がこちら↓

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第10章レッスン1「ファンタジックな 空中水族館を作ろう」

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第10章レッスン2「廃墟と水を合成しよう」

優雅に泳ぐ海の生物がきれいですね。フットワークの軽い著者だからこそ実現したレッスンの1つです。

モデルとしての著者

senatsuさんはデザインはもちろん、先に述べたように写真も得意とする方です。さらにはレタッチを深く追求するためにモデルとしても活動されているので、本書でもぜひ被写体としてのsenatsuさんを登場させてほしいと頼んで、作例の1つとして写真を使わせていただきました。
senatsuさん:「自分の写真を使うのは大丈夫でしょうか?著者自らの写真を使うってあまりないような……」
浦上:「大丈夫です。むしろ面白いのでぜひ使わせて下さい。」

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第8章レッスン7「はねた髪の毛を整えよう」の作例(モデル:senatsuさん)

このような会話を繰り広げながら、本書の写真は収集されました。
本書は、わかりやすい解説や、実践で使える豊富なテクニックなども特長ですが、手にとった際には、ぜひ今回ご紹介した作例写真の美しさにも注目してみてください。

2021年12月8日追記:著者のsenatsuさんが紹介する本書の制作秘話↓