【コダワリ #10】楽しみが年々広がる! ベースへの愛を語ります。
はじめまして。出版営業部の小山と申します。
平日は書店営業で都内近郊をまわっています。一方休日は趣味でバンド活動をしており、頭をからっぽにしてエレキベースを弾くのが日々の癒しです。
ということで、今回は私が親しんでいる楽器「エレキベース」(以下、ベース)について語っていければと思います!
ベースとの出会い
私とベースとの出会いは大学1年生の時でした。高校時代よりロックバンドに憧れを募らせており、大学入学を機に軽音サークルに入ることに。とはいえ、それまでずっと運動部に身を置いてきたこともあり、初めてライブハウスに入った時には「えらい場違いなところにきてしまった……!」と、冷や汗ダラダラでした。正直すぐ帰りたかったです。(笑)
ただ、いざ人と演奏を始めると「めっちゃ楽しい!なんだこれー!」と、場違い感もすべてどうでもよくなったのをよく覚えています。それ以来ベースは私の1番の趣味となり、あっという間に8年が経ってしまいました……時の流れは早いですね。
愛用のベースをご紹介
ベースを始めてしばらく経った頃、「どんなベースを使っているの?」と聞かれたときに胸を張って答えられるベースが欲しいな、と思うように。「高価なベースを買うぞ!」とバイト代を握りしめて楽器屋さんに足を運んだ私ですが、お恥ずかしながら最初は見た目以外すべて同じに見えてしまい大混乱でした。
実はベースによって、出てくる音や弾き心地などが全然違います。使っている木材の種類やベースの造りによって、温かい音がでたり強い音がでたり…弾きやすい形も人によって異なります。最後の決め手はやはり見た目ですが、楽器選びではその辺りにもこだわることも大切です。
そして私が購入し、愛用しているベースはこちら!
右も左もわからない私に親身になって説明してくださった店員さんのお陰で、自分の好きな音が出る、さらに弾き心地抜群のベースと運命の出会いを果たすことができました!今でもこのご恩を忘れません……。
密かに付けているあだ名は「ゴリちゃん」です。どこへいっても演奏後に「音がゴリゴリでしたね~!」と言われるため命名。嫌なことがあった日も、ゴリちゃんを弾けば15分後にはほぼ忘れることができます。
さらにこの夏、新しいベースが仲間入り。
お世話になっているバンド仲間の先輩が、ベースを譲ってくださりました。さらに先輩のお計らいで、ピックアップ(※1)をカスタマイズ。音がとても私好みで、これからが楽しみです。あだ名は絶賛募集中です!
エフェクターで音作りを楽しむ!
日常で音楽を聴く際、ベースの音を意識して聴くことはあまりないかと思います。是非一度、耳を澄ましてきいてみてください。ドライブ感のある音、しっとりした音、うねうねした音……言葉で表すのは難しいですが、曲によって結構違ったりします。
そして、色んな音を作るために使う機材のひとつが「エフェクター」です。楽器とスピーカーの間につなぐと、音にエフェクトを付けられます。プレイだけでなく、いろんなエフェクターを組み合わせて「音作り」をすることも楽しみのひとつ。音がかっこいいと、演奏が100倍際立ちます!
特にお気に入りのエフェクターはこちら
ワウワウした音が出せて楽しいです。くるり「琥珀色の街、上海蟹の朝」のベースの音を表現するために購入して、ずっと愛用しています。
出会いを広げるきっかけにも
人との出会いが広がってゆくのも、ベースが楽しい理由のひとつです。
インプレスに入社後、音楽をきっかけに他部署の方とお話する機会があり、ひょんなことから「出版ミュージシャンの会」に参加するバンドに加入。今では出版関連のお仕事をする方々と、会社を超えた音楽交流をさせていただいています。
その他にも、同世代の仲間とのバンド活動をする中で新しい友人に出会ったり、仕事で書店さんを回っている中で、書店員さんと音楽のお話で盛り上がったりすることも。
音楽の話をしていると、年齢や環境、立場などを超え、童心にかえってコミュニケーションが取れるように思います。音楽に限らず、趣味ってそういうものなのかもしれないですね!ライブごとに「楽しかった~!」とほくほくする思い出が増えていきます。
とりとめもなく語ってしまいましたが、ベースに限らず楽器というものはどんどん楽しみが広がってゆく趣味だと思います。興味がある方には是非一度手に取って頂きたいです。
楽器に興味はない方にも、是非ベースの音を意識して音楽を楽しんでみていただけると嬉しいです。演者のこだわりを意識しながら聴くと、いつも聴いている音楽がまた少し違って聴こえてくるかもしれません!
おまけ
最後に私の推しベーシストをご紹介します。
オススメ曲のリンクも載せていますので、是非ご視聴ください♪
(敬称略)