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インプレス出版人図鑑

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インプレスでは、多様な考えや経歴をもったメンバーが書籍づくりに携わっています。本づくりを裏方として支えるメンバーたちの声を通じて、その人となりや書籍づくりのへ思い、社内の雰囲気な…
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#年賀状

書籍編集者・山内悠之 年賀状不要論が叫ばれる時代に年賀状素材集がベストセラー!編集長の手腕とは【インプレス出版人図鑑】

―――2022年も年末が見えてきました。山内編集長は、この時期に需要が高まる年賀状素材集やカレンダーのご担当だそうですね。最近は年賀状を出さない人も増えてきました。そんな時代なのに、去年はインプレスの年賀状素材集がオリコンランキングで1位を獲得したとのこと。売れ続けている理由は何なのでしょう。 年賀状って、出す人が減ったと言っても国民的文化、つまり純粋に読者が多いコンテンツではあるんです。好きな人が作るというより、日本国民全員が関心を持って作るものなので、市場規模が純粋に大

書籍編集者・関口雄也 「自分の興味」を企画に生かしてターゲット層にアプローチ 【インプレス出版人図鑑】

ものづくりがしたくて編集の道へ―――関口さんは中途採用でインプレスに入られていますね。 新卒で印刷会社の出版部門に入り、その後編集プロダクションに転職しました。インプレスは3社目です。 もともと、ものづくりが好きで大学4年の時に本が作りたいと思って、まずは印刷会社で経験を積んだのち、編集プロダクションに転職しました。自分が好きなガジェット等のデジタル系ムックや雑誌づくりに携わり楽しく仕事をしていたのですが、結婚を機にじっくり腰を据えてデジタル系の仕事にっ取り組みたと思い、イ

書籍編集者・馬場はるか クリエイターと丁寧に向き合い、支え合う関係に【インプレス出版人図鑑】

入社以来ずっと同じ編集部で書籍編集を担当―――今のお仕事を教えてください。 2013年にインプレスに入社してからずっと現在の編集部で書籍編集の仕事をしています。年間2/3はカレンダーと年賀状素材集といった季節商材を、残りの1/3の期間で書籍編集をしています。今までは年賀状素材集2~3冊、カレンダー6~7タイトルを担当していましたが、今年はカレンダー14タイトルとすべてのカレンダー関連の宣伝販促業務をひとりで担当しました。 「もう辞めよう」そう思いながら作った本が次へ進むき