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どうしてこうなった?この本の○○ができるまで

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「この本の企画ってどうやってできたの?」「本のタイトルってどう決めているの?」。担当編集者が普段見せない本づくりの制作の裏側、こだわりをnoteで語ります!
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#私の仕事

「看板」タイトルの重圧は達成感の裏返し? 歴史ある『できるWindows』をつなぐ舞台裏

Windowsの歴史=できるシリーズの歴史?『できるWindows』の歴史は1995年刊行の『できるWindows 3.1』から始まります。 当時のWindows 3.1はMS-DOSと呼ばれるOSの上で動くアプリケーションだったのです。 MS-DOSは文字ベースでパソコンを操作するのが特徴で、当時はCUI(Character User Interface)と呼ばれていました。 よく映画などで、ハッカーなんかがハッキングするときに黒い画面に文字が表示されているようなやつですね

一度辞めたら「リアルなノウハウ」が見えてきた!?『できるOutlook 2021 Office 2021&Microsoft 365両対応』の裏話

こんにちは。インプレス、できる編集部の小野です。 16年勤めたインプレスを離れ、その後、再びインプレスに舞い戻った私がフルに担当した一冊が『できるOutlook 2021 Office 2021&Microsoft 365両対応』です。 今回はそんな一冊ができあがるまでの裏話を赤裸々(?)にお伝えしていきます。 離れている間のモヤモヤが原動力に!? インプレスを離れた後も、モヤモヤしていた私。 長年担当してきた「できるシリーズ」のことが頭から離れなかったのです。 そんな

占星術の超初心者の編集者が一番わかりやすい西洋占星術の入門書をつくった話

PC・IT書がメインのインプレスでちょっとテイストが異なる本ばかり作っている編集の杉本です。PC書に精通した猛者が集う会議で「う~ん、ちょっと分からないなあ」と言われてしまう企画を熱意で押し切って楽しくお仕事をしています。 そんな私がこのたび担当したのが『占い芸人ますかた一真の自分で占えるようになる西洋占星術の超入門』です。12月9日に発売されたばかり! この本では初心者でも本格的に占いを始められる西洋占星術の基本を紹介しています。 著者のますかた一真さんは吉本興業所属の