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インプレス出版人図鑑

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インプレスでは、多様な考えや経歴をもったメンバーが書籍づくりに携わっています。本づくりを裏方として支えるメンバーたちの声を通じて、その人となりや書籍づくりのへ思い、社内の雰囲気な…
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書籍編集者・山内悠之 年賀状不要論が叫ばれる時代に年賀状素材集がベストセラー!編集長の手腕とは【インプレス出版人図鑑】

―――2022年も年末が見えてきました。山内編集長は、この時期に需要が高まる年賀状素材集やカレンダーのご担当だそうですね。最近は年賀状を出さない人も増えてきました。そんな時代なのに、去年はインプレスの年賀状素材集がオリコンランキングで1位を獲得したとのこと。売れ続けている理由は何なのでしょう。 年賀状って、出す人が減ったと言っても国民的文化、つまり純粋に読者が多いコンテンツではあるんです。好きな人が作るというより、日本国民全員が関心を持って作るものなので、市場規模が純粋に大

書籍編集者・小野孝行 一度退職し再入社。やっぱりインプレスで仕事をしたいと思った理由は【インプレス出版人図鑑】

―――小野さんはどうしてインプレスに入社されたんですか? インプレスに入る前は、製品のマニュアルを作る会社にいました。マニュアルは書籍のような体裁ではありますが、法律的に必ずつけなくてはならない「部品」という扱いです。すべての機能を等しく解説しなくてはならない。それなのに頑張って作ってもそんなに読まれない切なさがありまして、もっと読者の心を動かせるものを作りたい気持ちがわいてきて、ご縁があってインプレスへ転職しました。『できるシリーズ』は自分もよく知っていたので、自分も作っ

書籍編集者・玉巻秀雄 穏やかな口調の裏に熱い思いを秘めた資格書の編集長【インプレス出版人図鑑】

インプレスの資格書とともに成長―――玉巻編集長はインプレスに入社されて26年と伺いました。入社当時からインプレスはどう変わりましたか。 私がインプレスに入社したときは私以外の社員がパソコンオタクばかりで、最初は場違いな世界に入ってしまったのではないかと思ったものです。でもオタクって、自分の好きなことをとことん追求していく良さがありまして。そんな編集者の作る書籍が評価されて、会社が成長してきました。成長とともに会社の仕組みが整備され、社員の意識も変わりましたし、今ではいろいろ

書籍編集者・関口雄也 「自分の興味」を企画に生かしてターゲット層にアプローチ 【インプレス出版人図鑑】

ものづくりがしたくて編集の道へ―――関口さんは中途採用でインプレスに入られていますね。 新卒で印刷会社の出版部門に入り、その後編集プロダクションに転職しました。インプレスは3社目です。 もともと、ものづくりが好きで大学4年の時に本が作りたいと思って、まずは印刷会社で経験を積んだのち、編集プロダクションに転職しました。自分が好きなガジェット等のデジタル系ムックや雑誌づくりに携わり楽しく仕事をしていたのですが、結婚を機にじっくり腰を据えてデジタル系の仕事にっ取り組みたと思い、イ

書籍編集者・佐川莉央 誰にも負けない探求心で読者目線の本づくり【インプレス出版人図鑑】

さくらももこのエッセイを読んで編集者を目指す―――インプレスに入ろうと思ったきっかけを教えてください。 編集者になりたいなと思っていたのは中学生くらいからです。さくらももこさんのエッセイが好きで小学生のときからよく読んでいたのですが、その中に出版社や編集者とのやりとりが出てきて、当時は派手なこともできた時代だったようでとても面白かったんです。そこで中学生のときに出版や編集の勉強ができそうな大学に狙いを定め、高校、大学と進学しました。学生時代もジャーナリズムや編集の授業をとっ

書籍編集者・宇枝瑞穂 読者目線を大切に、瞬間のひらめきを企画に生かす【インプレス出版人図鑑】

バイトで知ったものづくりの楽しさから編集者の道へ―――インプレスに入社したきっかけを教えてください。 大学まではずっと教師になりたくて、大学と大学院では日本児童文学を学び、教員免許も取っていました。そんな私が編集者の道に方向転換したのは、学生時代に出版社でアルバイトをしたことがきっかけです。自分が読んでいたマンガ雑誌の編集部で編集事務の仕事をしているうちに、ものづくりの現場を見て面白そうだなあと感じ、出版社の試験を受けることにしました。 最初はウエディング雑誌の編集者とし