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インプレス出版人図鑑

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インプレスでは、多様な考えや経歴をもったメンバーが書籍づくりに携わっています。本づくりを裏方として支えるメンバーたちの声を通じて、その人となりや書籍づくりのへ思い、社内の雰囲気な…
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#出版社

出版営業・梅田拓実 出版物のマーケティングを担当。編集者が絶大な信頼を寄せる営業プランナー【インプレス出版人図鑑】

―――梅田さんは営業部の中でマーケティングを担当しているとお聞きしました。どんなお仕事をされているのでしょうか。 もともとほかの出版社で営業をしてきましたが、4年前にインプレスに入社して、現在は営業部のマーケティングを担当する部署でプランナーをしています。出版社には、編集部門と営業部門があります。私が所属するマーケティングを担当する部署は、編集部門と営業部門のちょうど中間に位置するような存在です。具体的に言うと、たとえばインプレスから出版される書籍の初版部数を提案するのも私

書籍編集者・小野孝行 一度退職し再入社。やっぱりインプレスで仕事をしたいと思った理由は【インプレス出版人図鑑】

―――小野さんはどうしてインプレスに入社されたんですか? インプレスに入る前は、製品のマニュアルを作る会社にいました。マニュアルは書籍のような体裁ではありますが、法律的に必ずつけなくてはならない「部品」という扱いです。すべての機能を等しく解説しなくてはならない。それなのに頑張って作ってもそんなに読まれない切なさがありまして、もっと読者の心を動かせるものを作りたい気持ちがわいてきて、ご縁があってインプレスへ転職しました。『できるシリーズ』は自分もよく知っていたので、自分も作っ

書籍編集者・柳沼俊宏 新しいことが好きで「とにかくやってみる」が信条。機動力のある編集長【インプレス出版人図鑑】

―――柳沼さんはどんなきっかけで編集者になられたんですか? 中学生のころからパソコンが好きで、パソコン専門誌をよく読んでいました。学生時代にアルバイトを探していたとき、たまたま先生に紹介してもらったのがインプレスで、すぐに飛びつきました(笑)。アルバイトからそのまま社員として編集者になりましたが、子どものころから好きだったものに関わる仕事に就けてラッキーだなと思っています。入社当時は同僚もみんなパソコンが大好きな人ばかりで、最新のテクノロジーや秋葉原の話で盛り上がるのは本当

書籍編集者・関口雄也 「自分の興味」を企画に生かしてターゲット層にアプローチ 【インプレス出版人図鑑】

ものづくりがしたくて編集の道へ―――関口さんは中途採用でインプレスに入られていますね。 新卒で印刷会社の出版部門に入り、その後編集プロダクションに転職しました。インプレスは3社目です。 もともと、ものづくりが好きで大学4年の時に本が作りたいと思って、まずは印刷会社で経験を積んだのち、編集プロダクションに転職しました。自分が好きなガジェット等のデジタル系ムックや雑誌づくりに携わり楽しく仕事をしていたのですが、結婚を機にじっくり腰を据えてデジタル系の仕事にっ取り組みたと思い、イ

書籍編集者・佐川莉央 誰にも負けない探求心で読者目線の本づくり【インプレス出版人図鑑】

さくらももこのエッセイを読んで編集者を目指す―――インプレスに入ろうと思ったきっかけを教えてください。 編集者になりたいなと思っていたのは中学生くらいからです。さくらももこさんのエッセイが好きで小学生のときからよく読んでいたのですが、その中に出版社や編集者とのやりとりが出てきて、当時は派手なこともできた時代だったようでとても面白かったんです。そこで中学生のときに出版や編集の勉強ができそうな大学に狙いを定め、高校、大学と進学しました。学生時代もジャーナリズムや編集の授業をとっ

書籍編集者・宇枝瑞穂 読者目線を大切に、瞬間のひらめきを企画に生かす【インプレス出版人図鑑】

バイトで知ったものづくりの楽しさから編集者の道へ―――インプレスに入社したきっかけを教えてください。 大学まではずっと教師になりたくて、大学と大学院では日本児童文学を学び、教員免許も取っていました。そんな私が編集者の道に方向転換したのは、学生時代に出版社でアルバイトをしたことがきっかけです。自分が読んでいたマンガ雑誌の編集部で編集事務の仕事をしているうちに、ものづくりの現場を見て面白そうだなあと感じ、出版社の試験を受けることにしました。 最初はウエディング雑誌の編集者とし

出版営業・平田葵 編集部から異動して見えてきた「売れる本の特徴」【インプレス出版人図鑑】

「人に何かを伝えたい」が原動力。ビジネス書籍の編集を担当―――インプレスに入社を決めた理由を教えてください。 大学時代、外国語学部で英語や言語学を学びましたが、そこで自分の興味は「何かを伝える」ことにあると感じ、「伝える」をキーワードに就職活動をしていました。その中で出会った会社がインプレスで、『できるシリーズ』もそうですが、ITの技術を読者にわかりやすく丁寧に伝えることに真摯に取り組んでいる会社だなと感じて入社を決めました。最初に配属となった編集部では、ITやビジネス関連

書籍編集者・田中健士 どこにも売っていない本を作りたい。マニアにも受ける面白い本とは【インプレス出版人図鑑】

元・漫画編集者。グループ内企業から転籍してインプレスへ―――田中さんはインプレスグループの別会社から転籍されてきたとお伺いしました。インプレスに入社されるまでの経歴を教えていただけますか。 大学卒業と同時にデザイン会社で働いたあと、パチンコ誌で4年程編集の仕事をしていました。その後、漫画編集者になり、10年以上ずっと漫画一筋でした。2016年にインプレスグループのICEに中途入社し、QuickBooks事業部というところでデジタル書籍の編集に携わりました。ICEはデジタルプ

書籍編集者・馬場はるか クリエイターと丁寧に向き合い、支え合う関係に【インプレス出版人図鑑】

入社以来ずっと同じ編集部で書籍編集を担当―――今のお仕事を教えてください。 2013年にインプレスに入社してからずっと現在の編集部で書籍編集の仕事をしています。年間2/3はカレンダーと年賀状素材集といった季節商材を、残りの1/3の期間で書籍編集をしています。今までは年賀状素材集2~3冊、カレンダー6~7タイトルを担当していましたが、今年はカレンダー14タイトルとすべてのカレンダー関連の宣伝販促業務をひとりで担当しました。 「もう辞めよう」そう思いながら作った本が次へ進むき

書籍編集者・和田奈保子 「ヒットする企画」を生み出すその原動力とは【インプレス出版人図鑑】

ビジュアルにこだわった書籍と手帳づくり ――和田さんは、現在はどんなお仕事をされているのでしょうか。 ライフスタイル書籍や写真関連書、デザイン書などの実用書を扱う編集部で編集長をしています。装丁はもちろん、中のコンテンツもどういうビジュアルをどう使ってどんなデザインで打ち出せばわかりやすいのか、面白いのか、素敵だと思ってもらえるかなど、ビジュアルにはこだわりながら、書籍と手帳を作っています。 『面白い人たちに触れ、それを伝えたい』が編集者としての原点 ――インプレスグルー

書籍編集者 荻上徹 営業経験の上に、編集者としての今がある【インプレス出版人図鑑】

パソコン入門書の編集者として――今のお仕事を教えてください。 現在は主にパソコン入門書をつくる編集部でデスクをしています。パソコン入門書の元祖である「できる」シリーズという大きなシリーズの担当です。初めてパソコンに触れる方にもわかりやすく解説するために、初心に帰ることを心がけて、初めてパソコンやソフトを使うというのはどういうことかを大切にしながら書籍を作っています。 編集プロダクションを経て業務委託からインプレスの社員に――インプレスにはどのような形で入社されたのでしょう

書籍・Web編集者 小渕隆和 社歴20年のベテラン編集者から見える景色とは【インプレス出版人図鑑】

Web編集と書籍編集を同時並行で担当 ――今のお仕事を教えてください。 現在は『できるネット』の運営や、ビジネス書などを作る編集部で編集長をやらせていただいています。『できるネット』はパソコン解説書『できるシリーズ』のWebサービスで、スマホやOfficeアプリ、Googleのツールなどの使い方を解説しているサイトです。編集部からの発信に加えて外部のライターも入れ、毎日更新しています。また『できるネット』と同時並行で、編集部として年に7、8冊の書籍を作っています。 検索エ

書籍編集者・丸山花梨 ニューノーマル時代の新入社員として【インプレス出版人図鑑】

この春入社したインプレスの新入社員――今のお仕事を教えてください。 2021年4月にインプレスに新卒で入社しました。2か月の研修期間を経て、6月に資格試験対策書やプログラミング入門書などを作る編集部に配属になりました。今はまだ先輩社員が編集する本のサブ担当という立場で、制作・編集の仕事を勉強しながら、最初のメイン担当の本に向けて少しずつ準備を進めています。 高校生から雑誌づくりに参加――丸山さんはどんな10代を送っていたのでしょうか。 出身は北海道です。小さいころから目

書籍編集者・渡辺彩子 音大卒業の彼女がなぜインプレスへ?【インプレス出版人図鑑】

中途採用でインプレスへ――今のお仕事を教えてください。 2018年9月にインプレスに中途入社し、書籍編集の仕事をしています。私が所属している編集部には私以外に3人の編集者がいて、それぞれスマホやSNSの解説書系、ビジネス書、あとそれぞれの興味関心のある分野の書籍を担当しています。雑誌と違って単行本は一人でやる作業が多いので、自分のペースを持って、それぞれがコツコツ仕事している感じですね。年間何冊かの出版をベースに、さらにもう少し出版できればいいかなという感じで企画を考えてい