書籍編集者・本田拓也 スポーツ書籍や絵本に挑戦。新たな可能性を広げる編集者【インプレス出版人図鑑】
プロ野球選手の夢を諦めて編集者に―――編集者を志したきっかけを教えていただけますか?
編集者になりたいと思ったのは中学2年生の頃です。
小学1年生からずっと野球をやっていて、プロ野球選手になることが夢だったんですが、中学2年生のときにその夢を諦めました。当時、甲子園で活躍されていた「松坂世代」のすごさに圧倒されて「自分はこうはなれない」と思ってしまったんです。そして、その松坂世代が載っている野球雑誌をむさぼるように読んでいるうちに、プロ野球選手が無理なら、野球を報じる側とし